せいたかあわだち草
docs.comからの埋め込み
Docs.comにアップしたWordファイルから埋め込みコードを発行。
縦文字は游明朝DemiBold 指定
一瞬Webフォントかと期待したが、文字も画像化されているのかな?
テキストは生きているようではあるが。
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2015.10.10
うしまろび
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iPhone5s のパノラマ機能、結構いいかげんな手持ちで100度くらい。
数年前に鬼籍に入った友人が牛窓に船を係留していて、ミニクルージングを楽しんだことを思い出しました。(合掌)
画像はNikon Image Spaceにアップしていたものからリンクで使用。
一応のニコンユーザーなので、せっかくの20GBを活用しましょう。ニコンイメージスペースには元画像(iPhone5sだと800万画素)のままアップしておいて、BlogリンクのS/M/L/HDから適当書き出しサイズを選べばその大きさの画像が生成されているようです。
ホームページを置いているサーバの容量節約の意味もありますが、ブログ用とかでわざわざリサイズしなくてすむから便利です。このあたりはGooglePicasa と同じですね。 -
iPhone5s のパノラマ機能、結構いいかげんな手持ちで100度くらい。
数年前に鬼籍に入った友人が牛窓に船を係留していて、ミニクルージングを楽しんだことを思い出しました。(合掌)
画像はNikon Image Spaceにアップしていたものからリンクで使用。
一応のニコンユーザーなので、せっかくの20GBを活用しましょう。ニコンイメージスペースには元画像(iPhone5sだと800万画素)のままアップしておいて、BlogリンクのS/M/L/HDから適当書き出しサイズを選べばその大きさの画像が生成されているようです。
ホームページを置いているサーバの容量節約の意味もありますが、ブログ用とかでわざわざリサイズしなくてすむから便利です。このあたりはGooglePicasa と同じですね。
2015.09.18
柿

柿 KAKI
あまりに日本的な果物なのでしょう、つるべ落としの夕日に映える柿の木は原風景を感じてしまいます。
色指定をやっていても、春になると桜色を使いたくなるように秋になるとついつい柿色を使いがちです。
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印刷会社でよく使われている大日本インキ化学(DIC)の見本帳『日本の伝統色』にも「柿色(DIC-N732)」や「柿渋色(DIC-N751)」のカラーチップがあります。特色の印刷物の場合はこのチップが色見本になります。
WebではRGBか16進のコードを指定する必要がありますが、今回はDICの番号がわかっているので 「DICデジタルカラーガイド」というもので探してみます。
下のスクリーンショットは iPhone 版のものです。
詳細情報として下記の数値が表示されます。
柿色 DIC-N732
インク配合値(重量比)
FGメジューム: 69.4
FG31橙17.0
FG28金赤13.0
FG85墨: 0.6- Adobe RGB: 215, 123, 92
- sRGB: 241, 124, 90
- HTML: F17C5A
- マンセル: 9.4R 6.4/11.0
- プロセスCMYK
- アート紙: C0, M60, Y60, K0
- マット紙: C0, M59, Y62, K0
- 上質紙: C0, M65, Y61, K0
他にも広色域インキ湧水(wakimizu)用CMYK値や、6カラーCMYKOG値が表示されます。
柿渋色 DIC-N751
インク配合値(重量比)
FGメジューム: 56.7
FG31橙: 19.0
CG用ピンク: 16.0
FG85墨: 0.6- Adobe RGB: 157, 108, 98
- sRGB: 174, 108, 98
- HTML: AE6C62
- マンセル: 7.7R 5.2/6.1
- プロセスCMYK
- アート紙: C30, M62, Y56, K0
- マット紙: C30, M65, Y59, K0
- 上質紙: C30, M74, Y92, K0
DIC のカラーガイドですから DICのインキを使うことが前提でしょうね。CMYK値は、この特色の近似色をプロセスカラーインキを使った4色カラー印刷で擬似的に表現しようとするデータですが、CMYKの色再現域は、あまり広いとはいえず、出せない色も結構あります。インクメーカー毎に発色特性も違うでしょうから、印刷でのシビアな色指定は相当難儀なものです。色によっては 4色カラー + 特色で印刷しないと無理と言われることもよくあります。
せっかく2つのカラースペース用のRGB値があるので、Adoe RGB と sRGB で上記の値を指定してみます。左から Adobe RGB(プロファイル埋込み)、sRGB(プロファイル埋込み)、Adobe RGB(プロファイルなし)、sRGB(プロファイルなし)です。
再現目標の色が同じでもカラースペースが違えばRGBの値が違ってしまうわけですが、最近のブラウザーは埋め込みプロファイルを解釈して色管理してくれるようです。左から3つ目のものはAdobeRGBのプロファイルがないので、ブラウザーが多分sRGBと見なしているのでしょう。RGBデータからCMYK変換して印刷というのもよくありそうです。再現域が違うので色落ちはやむを得ないのですが、RGBの素性がわからない場合はさらに問題です。
左から- Adobe RGB→ CMYK(Japan Color 2001 Coated )→ (Web表示用に)sRGB(プロファイル埋込み)
- sRGB→ CMYK → sRGB
- Adobe RGB を sRGB の色空間で開く→ CMYK →s RGB
(Adobe RGBの色空間で作られたデータなのに、プロファイルがなかったのでsRGBのデータと判断してCMYK変換をしてしまったという想定) - sRGB を Adobe RGB の色空間で開く→ CMYK →s RGB
(sRGBの色空間で作られたデータなのに、プロファイルがなかったのでAdobe RGBのデータと判断してCMYK変換をしてしまったという想定) - 枠はsRGB(プロファイル埋込み)
左の二つは変換を繰り返しても色のリレーがそこそこうまく行ってますが、色空間の選択を間違えた右二つは色化けしてしまいました。CMYK変換目的で由来のわからないRGBを開く時は、作業用色空間の選択に注意が必要です。
このデジタルカラーガイドは、iPhone / iPad / Andoroid それぞれのアプリがあります。
iOS も Andoroid OS も現時点でカラー管理機能がないので、これだけで印刷用の色指定するのは不安が残りますが、DICのカラーガイド1〜6巻、日本の色、フランスの色、中国の色と9巻分の色情報が検索できるので、デザインの参考や打合せの資料としてはかなり役立ちそうです。 -
印刷会社でよく使われている大日本インキ化学(DIC)の見本帳『日本の伝統色』にも「柿色(DIC-N732)」や「柿渋色(DIC-N751)」のカラーチップがあります。特色の印刷物の場合はこのチップが色見本になります。
WebではRGBか16進のコードを指定する必要がありますが、今回はDICの番号がわかっているので 「DICデジタルカラーガイド」というもので探してみます。
下のスクリーンショットは iPhone 版のものです。
詳細情報として下記の数値が表示されます。
柿色 DIC-N732
インク配合値(重量比)
FGメジューム: 69.4
FG31橙17.0
FG28金赤13.0
FG85墨: 0.6- Adobe RGB: 215, 123, 92
- sRGB: 241, 124, 90
- HTML: F17C5A
- マンセル: 9.4R 6.4/11.0
- プロセスCMYK
- アート紙: C0, M60, Y60, K0
- マット紙: C0, M59, Y62, K0
- 上質紙: C0, M65, Y61, K0
他にも広色域インキ湧水(wakimizu)用CMYK値や、6カラーCMYKOG値が表示されます。
柿渋色 DIC-N751
インク配合値(重量比)
FGメジューム: 56.7
FG31橙: 19.0
CG用ピンク: 16.0
FG85墨: 0.6- Adobe RGB: 157, 108, 98
- sRGB: 174, 108, 98
- HTML: AE6C62
- マンセル: 7.7R 5.2/6.1
- プロセスCMYK
- アート紙: C30, M62, Y56, K0
- マット紙: C30, M65, Y59, K0
- 上質紙: C30, M74, Y92, K0
DIC のカラーガイドですから DICのインキを使うことが前提でしょうね。CMYK値は、この特色の近似色をプロセスカラーインキを使った4色カラー印刷で擬似的に表現しようとするデータですが、CMYKの色再現域は、あまり広いとはいえず、出せない色も結構あります。インクメーカー毎に発色特性も違うでしょうから、印刷でのシビアな色指定は相当難儀なものです。色によっては 4色カラー + 特色で印刷しないと無理と言われることもよくあります。
せっかく2つのカラースペース用のRGB値があるので、Adoe RGB と sRGB で上記の値を指定してみます。左から Adobe RGB(プロファイル埋込み)、sRGB(プロファイル埋込み)、Adobe RGB(プロファイルなし)、sRGB(プロファイルなし)です。
再現目標の色が同じでもカラースペースが違えばRGBの値が違ってしまうわけですが、最近のブラウザーは埋め込みプロファイルを解釈して色管理してくれるようです。左から3つ目のものはAdobeRGBのプロファイルがないので、ブラウザーが多分sRGBと見なしているのでしょう。RGBデータからCMYK変換して印刷というのもよくありそうです。再現域が違うので色落ちはやむを得ないのですが、RGBの素性がわからない場合はさらに問題です。
左から- Adobe RGB→ CMYK(Japan Color 2001 Coated )→ (Web表示用に)sRGB(プロファイル埋込み)
- sRGB→ CMYK → sRGB
- Adobe RGB を sRGB の色空間で開く→ CMYK →s RGB
(Adobe RGBの色空間で作られたデータなのに、プロファイルがなかったのでsRGBのデータと判断してCMYK変換をしてしまったという想定) - sRGB を Adobe RGB の色空間で開く→ CMYK →s RGB
(sRGBの色空間で作られたデータなのに、プロファイルがなかったのでAdobe RGBのデータと判断してCMYK変換をしてしまったという想定) - 枠はsRGB(プロファイル埋込み)
左の二つは変換を繰り返しても色のリレーがそこそこうまく行ってますが、色空間の選択を間違えた右二つは色化けしてしまいました。CMYK変換目的で由来のわからないRGBを開く時は、作業用色空間の選択に注意が必要です。
このデジタルカラーガイドは、iPhone / iPad / Andoroid それぞれのアプリがあります。
iOS も Andoroid OS も現時点でカラー管理機能がないので、これだけで印刷用の色指定するのは不安が残りますが、DICのカラーガイド1〜6巻、日本の色、フランスの色、中国の色と9巻分の色情報が検索できるので、デザインの参考や打合せの資料としてはかなり役立ちそうです。
2013.11.16
十六夜

十六夜(いざよい/いさよい)
十五夜満月に遅れるところから「ためらう」「躊躇する」の意
日々いさよってますね。
Adobe Illustrator_CC の文字タッチツールは、効果メニューではなく、これまで一字づつ選択しては大きさやベースラインシフト、カーニング、回転等を設定していたのをマウスドラッグで直感的に動かせる機能です。従って、旧バージョン形式にもテキストが分割されず保存できるそうです。
→「なんと下位互換性があるIllustrator CCの文字タッチツール」
個人的には下位互換なくても文字に個々にシアー(斜ける)かけれたら嬉しいのですが・・・
さて、全然風流でないポストカードイメージですが、これを「金 + 黒」の2色刷で数枚作ろうとすると、どうも手軽な方法がなさそうです。
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印刷業者にお願いするのであれば、スミベタ/文字白抜き + 金(または金箔押)
もう少し凝れば、質感のいい黒紙にシルク又はUV印刷で白ノセ + 金(または金箔押)などが考えられますが、これを家庭用のプリンターベースでやろうとすると、金を印刷する方法が思いつきません。かつて、アルプス電気からMD5000/5500というプリンターで金・銀印刷が可能でしたが、製造中止になってしまいました。知人でこのプリンター所有者もいらっしゃるのですが、接続がSCSI(スカジー)だったりPC側がドライバーに対応しなくなったりと古い環境を維持できなくなったら終わりだそうです。消耗品の問題もあります。
ただ、やはり需要はいくらかあるようで、使わなくなったプリンターの回収・再販売事業が行われているようです。名刺・はがき専用で「CARD MATEシリーズ」のようなプリンターもありますが、やはり業務用でしょうね。
16色くらいあるインクリボンを交換すれば金/銀箔のような印刷が可能です。市販のインクジェット/レーザープリンタで金・銀(あるいは他の特色も)対応できるものがあればと思いますが、今のところないものねだりです。金・銀のインクジェット用紙はありますが、白文字は無理です。
白トナーは、OKI のマイクロラインシリーズから対応機が発売されました。金/銀だけ考えれば、スタンピングリーフ(アイロンプリント)も手作りっぽい面白さがあります。PCがまだ普及していない頃、Too の前身「いずみや」で小型アイロンとテープシートをセット販売してました。
モノクロコピーのトナー部分にだけ色テープを熱で圧着させることができるので、プリンターのない時代には立派なデザインカンプツールでした。
今は、吉田金糸店さんでシートが販売されています。レーザープリンターかコピーで原稿を用意します
トナー部分に金が定着される
黒トナーの原稿を用意してアイロンで金のテープを転写すればいいのですが、今回のイメージだとトナーで金と黒の部分を分離できません。
結局、金タック紙をカッティングして貼るくらいしか方法がなさそうです。 -
印刷業者にお願いするのであれば、スミベタ/文字白抜き + 金(または金箔押)
もう少し凝れば、質感のいい黒紙にシルク又はUV印刷で白ノセ + 金(または金箔押)などが考えられますが、これを家庭用のプリンターベースでやろうとすると、金を印刷する方法が思いつきません。かつて、アルプス電気からMD5000/5500というプリンターで金・銀印刷が可能でしたが、製造中止になってしまいました。知人でこのプリンター所有者もいらっしゃるのですが、接続がSCSI(スカジー)だったりPC側がドライバーに対応しなくなったりと古い環境を維持できなくなったら終わりだそうです。消耗品の問題もあります。
ただ、やはり需要はいくらかあるようで、使わなくなったプリンターの回収・再販売事業が行われているようです。名刺・はがき専用で「CARD MATEシリーズ」のようなプリンターもありますが、やはり業務用でしょうね。
16色くらいあるインクリボンを交換すれば金/銀箔のような印刷が可能です。市販のインクジェット/レーザープリンタで金・銀(あるいは他の特色も)対応できるものがあればと思いますが、今のところないものねだりです。金・銀のインクジェット用紙はありますが、白文字は無理です。
白トナーは、OKI のマイクロラインシリーズから対応機が発売されました。金/銀だけ考えれば、スタンピングリーフ(アイロンプリント)も手作りっぽい面白さがあります。PCがまだ普及していない頃、Too の前身「いずみや」で小型アイロンとテープシートをセット販売してました。
モノクロコピーのトナー部分にだけ色テープを熱で圧着させることができるので、プリンターのない時代には立派なデザインカンプツールでした。
今は、吉田金糸店さんでシートが販売されています。レーザープリンターかコピーで原稿を用意します
トナー部分に金が定着される
黒トナーの原稿を用意してアイロンで金のテープを転写すればいいのですが、今回のイメージだとトナーで金と黒の部分を分離できません。
結局、金タック紙をカッティングして貼るくらいしか方法がなさそうです。
2013.09.23